無理なく上手に貯める!私のANAマイルの貯め方

旅行

今年は多くの国で新型コロナウイルスによる渡航制限が緩和され、海外に行かれる方が増えていると思います。
私も7月にアメリカに行きましたし、9月にはシンガポール、来年1月にはカナダへの渡航を予定しています。

海外に行くときに最もお金がかかるものの1つが航空券だと思いますが、マイルを使って航空券を予約すれば安く抑えることができます。
私も、特に国際線の航空券はできるだけマイルを使って予約し、渡航費用を抑えています(7月のアメリカ旅行でもマイルを利用して航空券を取得しました)。
そこで、今回は私が現在実践しているANAマイルの貯め方をご紹介しようと思います。

ANAや提携航空会社の航空機に乗る

ANAおよび提携航空会社の航空機に乗ることで、ANAマイルを貯めることができます。
ANAの国内線、国際線、提携航空会社のそれぞれについて、マイルの積算条件等が記載されていますので、こちらからご確認下さい。

ANAマイルが貯まるサービスを使う

ANAマイルが貯まるサービスを使うことでもANAマイルを貯めることができます。
私はこのうちANAのふるさと納税A-style(オンラインショッピング)を使っています。
また、次にご紹介するANAカードを持っていますので、ANAカードマイルプラスも使っています。

ANAカードを使う

日常生活において発生する支出をANAカードANA系のクレジットカード)で決済することで、決済額に応じたポイント(クレジットカード会社のポイント)を貯め、貯めたポイントをANAマイルに移行することができます。
なお、一部のカードを除き[1]、決済によって貯めたポイントを毎月自動的にマイルに移行するかどうかを選択することができます。

ANAダイヤモンドメンバーおよびミリオンマイラーの方を除き、ANAマイルには有効期限があります[2]が、マイルが必要になるまではポイントをマイルに自動的に移行せずポイントとして保有しておくことで、決済からマイル失効までの期間をポイントの有効期限分だけ延ばすことができます。
したがって、マイル失効を遅らせたい方は自動移行を選択しないのがオススメです。

決済額に対する獲得可能マイルの割合(マイル還元率)はカードの種類によって異なりますが、一般的には年会費の高いカードの方がマイル還元率が高い傾向があります。
例えば、ANA VISAカードのマイル還元率を見てみると、下記のようになっています。

ANA VISAカード一覧[3]

カードの種類年会費マイル還元率備考
一般カード2,200円0.5%200円で1マイル貯まる
ワイドカード7,975円0.5%200円で1マイル貯まる
ワイドゴールドカード15,400円1.0%200円で2マイル貯まる
プラチナプレミアムカード88,000円1.5%200円で3マイル貯まる

普段の買い物代、食事代、交通費などだけでなく、光熱費、通信費、資産運用の積立金など定期的に発生する支出も可能な限りANAカードで決済することで、効率的にマイルを貯めることができます。

また、ANAカードマイルプラス加盟店で決済すると追加でマイルを獲得できたり、カードによっては毎年継続ボーナスマイルを獲得できたり[3]と、お得な特典が色々あります。

ANAマイルに移行できるポイントを貯める(ANAカード以外)

先ほどご紹介したANAカードによる決済以外でも、ANAマイルに移行できるポイントを貯めることができます。
ANAマイルに移行できるポイントにはたくさんの種類がありますが、ご自身の日常生活の中で無理なく貯められるポイントを選んで少しずつ貯め、ANAマイルに交換していくと良いと思います。

私は次の方法を実践しています。

エポスカードでエポスポイントを貯める

エポスカードで決済するとエポスポイントを貯めることができます。
エポスポイントはANAマイルに移行できるポイントの1つで、1000エポスポイントを500マイル(エポスゴールドカード・プラチナカードの場合は600マイル)に移行できます[4]

また、エポスポイントには2年間の有効期限がありますが、エポスゴールドカード・プラチナカードをお持ちの方は無期限となります[5]
私はエポスゴールドカードを持っていますので、エポスポイントの期限を気にすることなく、ANAマイルに移行したいタイミングまではエポスポイントとして保有するようにしています。

ポイントカードでANAマイルに交換できるポイントを貯める

クレジットカードではなくポイントカードでもANAマイルに移行できるポイントを貯められます。
私の場合、楽天ポイントカードTポイントカードを持っており、街のお店等で貯められるときは貯めています。
楽天ポイントは2ポイントを1マイルに、Tポイントは500ポイントを250マイルに移行できます[6, 7]

東京ガスの利用によりパッチョポイントを貯める

私の家では東京ガスを利用していますが、東京ガスでは利用額に応じてパッチョポイントが貯まります。
パッチョポイントは直接ANAマイルには移行できませんが、楽天ポイントやTポイント等に移行でき[8]、その後にANAマイルへの移行が可能です。
なおパッチョポイントは、500ポイントを楽天ポイント500ポイントまたはTポイント500ポイントに移行できます[9, 10]

このように、直接ANAマイルに移行できなくても別のポイントを経由して最終的にANAマイルに移行できる場合もあります。
皆様も普段貯めているポイントをANAマイルに移行する方法を、経由するポイントも含めて調べてみると良いと思います。

最後に

今回は、私のANAマイルの貯め方をご紹介しました。
この記事ではわかりやすさを重視して細かい部分は省略しましたが、皆様もこの記事を参考にご自身の生活スタイルに合わせた効率的なマイルの貯め方を見つけて頂けますと幸いです。
たくさんマイルを貯めて、お得に旅行を楽しみましょう!

【出典】

[1] JCB, ANA マイル移行サービス, 2022年8月22日閲覧
[2] ANA, マイル口座グループとは, 2022年8月22日閲覧
[3] ANA, すべてのカード, 2022年11月4日閲覧
[4] EPOS Net, エポスポイントのつかいかた, 2022年11月3日閲覧
[5] EPOS Net, エポスポイントのご利用にあたって, 2022年11月3日閲覧
[6] ANA, 楽天ポイント, 2022年11月3日閲覧
[7] ANA, Tポイント, 2022年11月3日閲覧
[8] 東京ガス, パッチョポイント, 2022年8月22日閲覧
[9] マイ東京ガス, 楽天ポイントへの交換方法, 2022年11月3日閲覧
[10] マイ東京ガス, Tポイントへの交換方法, 2022年11月3日閲覧