[コロナ手続きも記載] シンガポール旅行準備(2022年9月渡航)

旅行

シルバーウィークに約2年半ぶりにシンガポールに行ってきました。
今回の記事では、これからシンガポールに行かれる方の渡航準備に役立つ情報を記載していますので、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。
なお、アメリカ旅行準備の記事と同様、新型コロナウイルス関係の手続きについても記載しています。

※シンガポール入国に関する公式情報がこちらに記載されていますので、渡航される方はこの記事と合わせて必ずご覧下さい。

約4ヶ月前:航空券・ホテルの予約

アメリカ旅行準備の記事にも記載しましたが、航空券やホテルは一般的に日程が近づくにつれて値段が上がることが多いので、日程が決まり次第予約するのが良いと思います。
海外渡航の場合、私はできるだけ3ヶ月前までには予約するようにしています。

航空券

今回は、JAL系のLCCであるZIPAIR Tokyoの便を、成田〜シンガポール往復5万円弱で予約しました。
LCCでは機内への飲食物の持ち込みが禁止されている場合もありますが、ZIPAIRではアルコール類を除く飲食物を機内に持ち込むことが許可されているようです[1]
また、私も驚きましたが、国際線で機内Wi-Fiが無料で使えるのでとてもありがたいです。

ホテル

ホテルは、Hotels.comから予約しました。
10泊すると1泊分のボーナスステイ特典を得られる(有効期限や対象施設があります)[2]ので、私はこの特典を目当てに昔から愛用しています。

約2週間前:ワクチン接種証明書のオンライン検証

Vaccination Check Portalを用いてご自身のワクチン接種証明書がシンガポール入国に有効かどうかを検証することができます。
氏名、パスポート番号、メールアドレスなどを入力し、日本の接種証明書アプリで取得できるQRコードをアップロードすると、検証結果が記載されたPDFがメールで送られてきます。
シンガポール入国に有効なワクチンの種類・回数についてはこちらに記載されています。

なお、このオンライン検証をしない場合はパスポートと同一の氏名・生年月日やパスポート番号などが英語で記載された接種証明書(紙またはアプリ)が必要となります[3]

約1週間前:必要物品の準備・購入

今回はLCCで渡航するので、荷物を預け入れる場合は追加料金を支払う必要がありました。
シンガポールは暑いので薄着で良いですし、3泊5日の短期旅行だったため、荷物は少なく抑えてすべて機内に持ち込むことにしました。

ただ、すべての荷物を機内に持ち込むので、液体物の機内持ち込み制限を考慮しなければなりませんでした。
持っていきたい液体物は日焼け止め、歯磨き粉、デング熱対策用の虫除けスプレー、手指消毒スプレーの4点でしたが、できるだけ液体物を少なくしたかったので、日焼け止めはシート状のものを購入しました。

なお、シンガポールにおけるデング熱の発生状況についてはこちらから地図つきで詳しく確認できるようになっていてとても便利です。

また、シンガポールはコンセントの形状がBFタイプで日本とは異なる[4]ので、変換プラグも持参しました。

2日前:SGAC with electronic Health Declarationの登録

シンガポール入国者は、SG Arrival Card with electronic Health Declarationの登録が必要となります[3]
入国の3日前から、こちらのページまたはMyICAアプリを用いて登録できますので、事前に登録しておきましょう。

その他

パスポートの有効期限

シンガポール入国には、6ヶ月以上の有効期限があるパスポートが必要です[3]
念のため事前に確認しておきましょう。

海外旅行保険

今回は特に海外旅行保険は契約しませんでした。
というのも、私が保有しているANA VISAプラチナプレミアムカードに付帯している海外旅行保険では、傷害・疾病に関して最大500万円まで保障があります[5]ので、万一のときはこちらを活用しようと思っていました。

ちなみに、シンガポール入国に関するワクチン接種要件を満たしていない場合は、出国前検査と少なくとも3万シンガポールドル(9/28時点のレートで約300万円)の保障が得られる保険への加入が必須となります[3]
私はワクチン接種要件を満たしていますので保険加入は必須ではありませんでしたが、この情報を参考にカード付帯の500万円の保障で十分と考えました。

なお、7月のアメリカ旅行時にはANA VISAプラチナプレミアムカードをまだ保有していなかったことと、アメリカの医療費が高いことを考慮し、万一に備えてたびともの治療費用無制限保障の商品を契約しました。

※追記: 2022年10月17日以降の契約から、新型コロナウイルス関係の補償が変更になっています。詳しくはこちらをご覧下さい。

帰国前検査・帰国後隔離の免除

シンガポールから帰国する場合、日本政府が定めるワクチンを3回以上接種していることを証明できれば、帰国前の新型コロナウイルス検査および帰国後の隔離が免除されます[6-8]
帰国前検査が免除されたことで現地の検査施設を探す必要がなくなり、海外渡航が楽になりました。

また、ファストトラックを利用することでスムーズな日本入国が可能です。

最後に

日本を含む多くの国で水際対策が緩和され、どんどん海外に行きやすくなってきました。
シンガポールは清潔で安全なとても良い国なので、皆様もぜひ行かれてみて下さい。

【出典】

[1] ZIPAIR Tokyo, 機内での注意点, 2022年9月27日閲覧
[2] Hotels.com, リワードプログラムの詳細, 2022年9月27日閲覧
[3] ICA, Entering Singapore, 2022年9月27日閲覧
[4] サンワサプライ, 海外電源プラグ対応表, 2022年9月27日閲覧
[5] ANA VISAプラチナプレミアムカード, カード付帯保険サービス, 2022年9月27日閲覧
[6] 厚生労働省, 水際対策, 2022年9月29日閲覧
[7] 厚生労働省, 水際対策における国・地域の区分, 2022年9月29日閲覧
[8] 厚生労働省, 【水際対策】日本政府が定めたワクチン, 2022年9月29日閲覧